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先週末の事なんですが、父が手術をしました。

家族が入院するなんて、出産くらいしかないという
なにせこれまで「健康家族」だったもので
我が家にも激震が走りました。


父の強がりから、「簡単な手術なのでたいしたことはない」と聞かされていた私達。
ところが前日になり「ちょっとした手術」とは呼べないくらいのレベルと聞かされ
仙台の姉や、親戚が驚いて
当日の家族控室には、一同が集合してしまいました。

3時間くらいと聞かされていた手術が、7時間目に差し掛かったところで
ようやく父は解放され、ICUで対面する事が出来ました。


・・・当の本人は麻酔がさめてすぐに
「オレは帰って来たぞーーー!」とか、
主治医の先生に「オレに隠し事はするなーーー!」とか
相変わらずのキャラを振りまいていましたが、
まずは無事終わってホッとしています。


むしろ大変そうなのは母。
車を運転しない母が毎日看病に行っています。
精神的にも参ってしまわないかと、逆にそちらが心配なのですが・・・




。。。それにしても、今回の事で家族が「家族」であることを
改めて思う日々でした。

父と母と、姉と私。
この4人で時を過ごすことも、しばらくなかったのだけれど
私の人生の半分は、この4人の家族で時を過ごしてきたこと。

父にもしものことがあったら・・・
と恐怖に押しつぶされそうになり、眠れなかった夜。

両親も年老いて、いづれはやって来るお別れを
どう受け止めたらよいのか、
どう子ども達に受け継げばよいのか。

こうやっているうちにも涙がこみ上げてしまいます。



父については、これからの経過が、これまた心配な内容なのですが
ゆっくりじっくり治療に専念して欲しいと思います。


そして家族全員で支えていかなければいけないと
思い知らされた日々でした。